久しぶりSS

関係：歳の差
場所：彼の部屋
内容：エッチするつもりでお風呂に入った私。でも、出る時にがっつりと服を着てしまった。その原因とは――？

喉がイガイガしてます。でも書きました(笑)
エッチ展開はありません。ただ、艶を入れたくなったのは、おそらく今日、ちょっとエッチなシーンもある漫画を某有名古本店で買ったせいだと思います。
本当は、好きな人へのエッチな気分が我慢できなくて焦ってしまう彼か彼女を書こうと思ったのですが、なぜだかこんな展開に。本当になんでこうなったんだか全然わかりません(^_^;)
かなり久しぶりのSSになりますが、この口調の年上男性は久しぶりでも書きやすいということが発覚(笑)
試作な感じなのでアラはあると思いますが、楽しんでいただければ幸いです。

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　++ 原因 ++

　がっつりと服を着て浴室を出た私に、リビングで半裸になっている彼は言った。
「これからやることわかってんのか？」
　心の準備もあるからお風呂に入りたいと言ったのも、彼にお風呂に入ってほしいと言ったのも私。だけど、お風呂で悶々と考えているうちに決心が鈍り、気づいたら服を元通りに着ていた。
　私たちが同意のもとで、これからやろうとしていることに服は要らない。
「……え、えっち、です」
　上半身にバスタオルを羽織り、下はスウェットを履いている彼が近づいてくる。
　私は、おもわず後ずさる。
「脱がされたい願望でもあんのか？」
「ない、です」
「じゃあ、さっさと脱げ」
　子供の服を脱がせるかのように、彼が私の服に手をかけて上げようとする。その手を軽く払いのけた。
　無言でもう一度伸ばされた彼の手を、また払いのける。
「遊びてぇんなら空気を読めよ」
「本気……だから」
　もう彼は手を伸ばしてはこなかった。ただ、真顔になって私を見下ろしている。
「本気で嫌ってことか？」
「……うん」
　彼の目を見ずに頷く。
　食卓の椅子を引き寄せ、彼は座った。立っている私と目線を合わせる。
「俺が怖いか？」
「それは、ない」
「初めてだから、怖いのか？」
「少し、ある」
「俺はこんなんだが優しくしてやるって言っても、か？」
「それは、信じてる」
　彼が深いため息をつく。
「じゃあ、お前の足を止めてる最大の原因はなんだ？　俺にはさっぱりわからねぇ」
　わずかにうつむく私の視界には、バスタオルからのぞく彼の胸や腹筋がちらついている。
　最大の原因はココにある――。
　お風呂から出てきた彼を見た瞬間、この体に抱かれるのかという衝撃に似たようなものが私の体を駆け抜けた。同時に、こんな体に抱かれたらいやらしい自分が出てしまうのではないか、という不安も心の奥底に生まれた。それが入浴中にどんどん増幅してしまったのだ。
「原因言っても……呆れない？」
　彼がわずかに眉根を寄せる。
「まあ、努力はしてやる」
　意を決して口を開いた。
「そんなに……」
「そんなに？」
「いい体してるとは思わなかったの」
「……はあ？　俺の体、だと？」
「だって、さ……か、かっこいいし」
「俺はな、そういう褒められ方は慣れてねぇんだ」
　やめてくれ、と彼は手を振った。笑うんだか困るんだか、よくわからない複雑な表情をしている。短い髪からのぞく耳は少し赤い。
「この体は自然と出来上がったものだ。気にすんな」彼が力強く私の肩をつかむ。「俺が抱きたいのはお前だ」
　気にするなと言われても、逞しい体を無視することはもうできない。
　きっぱりと抱きたいと言われても、慣れてない私はとっさに言葉を返せない。
「無理強いはしねぇが……どうするんだ？」
　最後の通告だと言わんばかりに、彼が私の顔を覗き込んで訊いた。
「……いやらしい私が出ても、いい？」
「いやらしいことを二人でするんだろうが。お前も俺もいやらしくて当然だ」
　そう言って彼はにやりと微笑む。
「優しくしてくれる？」
「するって言ってんのに……信じてねぇな？」
「ううん」
　信じてます、と言おうとした私の唇はやや乱暴に塞がれた――。


　◇終◇

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読んでくださってありがとうございます。よかったらコメント欄などから感想を聞かせてください。

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ようやく日記

色々あった末にようやく日々記に辿り着くことができました……。
まず17、18日の旅行。
接骨院の先生に協力もあって、腰痛の痛みはほとんどなく旅行を楽しんできました。甥っ子ともイチャイチャしてきました(笑)
夕食のカニコースは本当にやばいくらいに美味かったです。
ただ、旅行後におもいきり風邪をひきました。壮絶な一週間を書きますと……
月曜、火曜→喉が詰まった感じ？
水曜→喉がイガイガと痛い、病院行く
木曜→夜から急激な悪寒、肩こり、頭痛、そして38度近くの発熱。
金曜→夕方に汗をかいて微熱まで下がるも軽く頭痛が残っていて結局夜にまた37度後半の発熱。
土曜→朝、昼と微熱は残るが体は妙にスッキリ。夕方から平熱→信じられずに夜に体温を計っても平熱。
……こんな一週間でした(笑)
今は本当にスッキリしています。普通です。熱で寝たきりでこわばってた体もなんとか普通に動くようになりました。
せっかく旅行までに腰痛が安心できるほどにましになったというのに、旅行から帰宅した矢先に風邪です。
でも、聞けば旅行直後に風邪をひいたのは私だけではなく、一緒に旅行に行っていた弟の嫁さんと親戚の叔母さんも風邪にやられたみたいです。
私だけじゃなくて微妙にちょっと安心。

風邪に関係なく、寒いので夜は全然PCに向かえない時期になりました。夜に執筆できないのは致命的。
さらに寒いと筋肉がこわばりやすく、来月には大掃除も入ってくるので、腰としても微妙に無茶ができないこの時期。
もう今さらですが、更新は遅れ気味になると思います。
ただ、現在ちょっと新しいお題を探索中です。「抱きしめて５題」を借りたサイトさんの少数お題をまたやりたいな、と。
あと、ネタも増えてます。書けないながらも浮かぶものでして……。
本当に長らく書いてないので、リハビリの意味も含めてSSなどが割とよく増えて本格更新は少なめになってしまうと思いますが、温かく見守っていただければ幸いです。
とりあえず、体調は復活しました、ということだけご報告(笑)

回復中

腰痛のほうは順調に回復中です。起きたばかりの午前中はまだ本調子じゃないですが、まあまあ普通に動けます。
旅行は私だけ前日から行って弟んちに泊まることになりました。電車だと車よりも座ってる時間が短いし、翌日は嫁さんが用事で甥っ子の面倒を一人で見ないといけないから来るなら前日に、と弟にも言われましたので。
泊まらせていただくにあたって弟の嫁さんに「一晩よろしく」というようなメールをしたら「土曜の午前中は私が職場の用事で●●くん一人なのでお姉ちゃんが来てくれると安心して預けられます。よろしくお願いします」と返事が。うん、そう言っていただけるとこちらも安心できますね。……嫁さんいないから甥っ子を好き放題できる、グフフ(笑)
というわけで、旅行で現地行くまで車にずっと座ってなきゃいけないプレッシャーから多少解き放たれました。特急券も購入してきたし。夜に一人で特急は実は初めてなのでちょっとワクワクしているいい歳した大人です(笑)
テンション高いついでに、駅弁買って特急車内で少し早い晩御飯でも、と思っていたら「晩飯は外食するから」と弟からメールが……。あ、普通に飯ですか。一人旅気分はダメですか……。
ただ一つ気になること、腰のことはもちろんですが、特急席は窓側は全部埋まってて通路側しかとれなかったんですよね。ということは誰かしら必ず隣にいるわけで……オッサンじゃなければいいなと思ったり。変な人はいないとは思うけど精神的安定のためにも隣は女性がいいですね(^_^;)
たぶん、次に日記を書くのは旅行後になると思うので……いってきます(^-^)

うぅ……

先ほど、軽いぎっくり腰をやらかしてしまいました。腰は曲げられるんですけど重くて痛いです……。
動けるうちにPCの休止処理を済ませておこうと思いまして。
何が悲しいって……１７、１８日に親戚と旅行行く予定になってるんですよね。それまでに完治できる自信が全然ない(；_；)
ものすっごい楽しみにしていたのに……。
あ、今は何を書いても暗くなってしまう(^_^;)　また明るく復帰しますのでそれまでよかったら待ってやっていただけると嬉しいです。

――本日8日です。追加。
一言メッセージやメールなどは返事は遅れますが携帯電話から普通に見てますので、今までと変わらず送ってくださると嬉しいです。
掲示板は携帯から見られないタイプなので、こうして10分ほどネットする時にレスは書きたいと思います。

彼にメロメロ

恋のお話ではありません。三日間、我が家に遊びに来ていた甥っ子(約1歳半)のことです。彼との三日間を書き綴ります(笑)
9月中旬以来の再会ですが色々とたくましくなっていて叔母ちゃんびっくりしました。以前よりも、こちらの言うことに対する理解力が高まっているので、無駄にこちらがバタバタしなくてもいい分、面倒を見るのがものすごく楽でした。
そして、嫁さんも私もびっくりしたのが、私に対する甥っ子のなつきっぷり。三日目には両親をさしおいて私のところへ来ることも……。
二日目、弟夫婦がUSJに行くというのでほぼ半日以上、母と二人で甥っ子の面倒を見ていました。甥っ子は母である嫁さんがいないせいか、なんだか妙に私に甘えてくる。弟夫婦が家を出る時に泣いていたのですが、泣きながらチョコンと私の膝に座りに来る。こんちくしょーかわいいやつめー(メロメロ。笑)
……で、甘えてくるおかげで腰が微妙に悪化しました。というのも、私が横を向いて寝ている時に甥っ子が腰のところをよじのぼって越えたり、腰のところにまたがって左右に揺れてみたりするのです。別にその時は何もなかったのですが、起き上がってみると妙な違和感が。ぎっくり腰のように曲げられないことはなかったのですが微妙に痛めたっぽい。甥っ子たちが帰ったあとに接骨院に行って鍼を打ってもらったらものすごく痛かったです。
今回は抱っこをしなかったので腰は大丈夫だと思ってたのですが、最後にあんな罠が待っているとは(笑)　子供の体重と動きをなめてはいけませんね、ほんと。
帰宅後の嫁さんにメールをしたところ、「すごいお姉ちゃんと仲良くなっていて安心しました」とメールが返ってきました。……安心しました？　てっきり「嬉しかった」とか「びっくりした」というのが後半に続くと思ったのですが、私と甥っ子が仲良くなっていたら安心するもんなのですかね？(･_･;
母の見解は「今度から安心して面倒を見てもらえるという意味なのでは？」ということですが真相は如何に？(笑)