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一人鬼畜祭中ですよ(笑)
今回のネタは以前からずっと頭にあったものです。SSで使おうにも話が浮かばないな、と放置していました。本当は噛んで血舐めて……とかも入れたかったりしますが、今回はこれくらいで勘弁してやろう。
私の衝動で鬼畜同士が増えれば嬉しいです(笑)
SSは「SSを読む」をクリック
今回のネタは以前からずっと頭にあったものです。SSで使おうにも話が浮かばないな、と放置していました。本当は噛んで血舐めて……とかも入れたかったりしますが、今回はこれくらいで勘弁してやろう。
私の衝動で鬼畜同士が増えれば嬉しいです(笑)
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彼の部屋から出てきたメイドと入れ違いに私は室内へと入った。
ベルトを締めながら彼が私を振り向く。
「盗み聞きのうえに乗り込みですか。何をしていたかわからないわけでもないでしょうに」
「いやらしい声、聞こえてたわよ、あなたの」
とがめるように言ってやっても、彼は舌を少し見せて挑発的に笑うだけ。
「舌使いがいいのですよ、さっきの彼女は。短時間で抜くのにちょうどいい」
服をととのえた彼は、いつもの執事のさまで私の前に立って一礼する。
「お嬢様、何かご用でしょうか?」
私はあんなに廊下で動揺したのに、この男は何もなかったかのような顔で私の前に立っている。
雇われているのは彼のほうなのに、私は常に彼の下にあるようで腹立たしくなり、胸元のネクタイを引っ張って彼の顔だけでも下ろしてやった。
「あの声を聞きたくなったの、私も」
引きずりおろしても彼の笑みは変わらない。
「どの声、でしょう?」
「……さっきの声よ」
先に目をそらしてしまった。いつもこうだ。視線を合わせれば彼が勝つ。
「射精する時の声です。――が、貴女はそう簡単には聴けませんよ。見たことも口に入れたこともないでしょう?」
何を、と聞かなくてもいいくらいには私は子供ではなくなっている。
「できるわよ」
「経験は?」
「ない。知ってるくせに」
「ええ。ですから私も我慢しているのです」
口を開けて、と言われ、疑問に思いながらも従った瞬間、彼の二本の指が強引に口内に入ってきた。
何、と問いたくても舌の動きがままならないせいで呻き声にしかならない。
「アレだと思って舐めなさい」
アレが何かもわかるけど、そう思ったところで何の感情も湧いてこない。ただ、彼の指だと思うだけで舌が勝手に動いた。愛しい欲しい、そう訴えるように指に私の唾液を絡ませる。
指の間から漏れる私の息と、彼の指の濡れる音――彼は何も言わない。
「誰が貴女に教えたのか……」
それまでおとなしかった彼の指が、さらに私の口の奥へと潜り込んできたので、逃げるように口を離してむせる。
無表情で彼が自分の指を舐めている。私に見せ付けるようになされるその行為は淫靡で目をそらせない。
「十分です。これ以上されると勃って仕事にならなくなります」
「でも、私はあなたの声が……」
「貴女より先に聴かせてはあげません」
濡れたその指で私の頬を撫で、彼は部屋を出て行った
◇終◇
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読んでくださってありがとうございます。
よかったらコメント欄などから感想の声を聞かせてください。
今後の創作の励みにさせていただきます。
彼の部屋から出てきたメイドと入れ違いに私は室内へと入った。
ベルトを締めながら彼が私を振り向く。
「盗み聞きのうえに乗り込みですか。何をしていたかわからないわけでもないでしょうに」
「いやらしい声、聞こえてたわよ、あなたの」
とがめるように言ってやっても、彼は舌を少し見せて挑発的に笑うだけ。
「舌使いがいいのですよ、さっきの彼女は。短時間で抜くのにちょうどいい」
服をととのえた彼は、いつもの執事のさまで私の前に立って一礼する。
「お嬢様、何かご用でしょうか?」
私はあんなに廊下で動揺したのに、この男は何もなかったかのような顔で私の前に立っている。
雇われているのは彼のほうなのに、私は常に彼の下にあるようで腹立たしくなり、胸元のネクタイを引っ張って彼の顔だけでも下ろしてやった。
「あの声を聞きたくなったの、私も」
引きずりおろしても彼の笑みは変わらない。
「どの声、でしょう?」
「……さっきの声よ」
先に目をそらしてしまった。いつもこうだ。視線を合わせれば彼が勝つ。
「射精する時の声です。――が、貴女はそう簡単には聴けませんよ。見たことも口に入れたこともないでしょう?」
何を、と聞かなくてもいいくらいには私は子供ではなくなっている。
「できるわよ」
「経験は?」
「ない。知ってるくせに」
「ええ。ですから私も我慢しているのです」
口を開けて、と言われ、疑問に思いながらも従った瞬間、彼の二本の指が強引に口内に入ってきた。
何、と問いたくても舌の動きがままならないせいで呻き声にしかならない。
「アレだと思って舐めなさい」
アレが何かもわかるけど、そう思ったところで何の感情も湧いてこない。ただ、彼の指だと思うだけで舌が勝手に動いた。愛しい欲しい、そう訴えるように指に私の唾液を絡ませる。
指の間から漏れる私の息と、彼の指の濡れる音――彼は何も言わない。
「誰が貴女に教えたのか……」
それまでおとなしかった彼の指が、さらに私の口の奥へと潜り込んできたので、逃げるように口を離してむせる。
無表情で彼が自分の指を舐めている。私に見せ付けるようになされるその行為は淫靡で目をそらせない。
「十分です。これ以上されると勃って仕事にならなくなります」
「でも、私はあなたの声が……」
「貴女より先に聴かせてはあげません」
濡れたその指で私の頬を撫で、彼は部屋を出て行った
◇終◇
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読んでくださってありがとうございます。
よかったらコメント欄などから感想の声を聞かせてください。
今後の創作の励みにさせていただきます。
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Re:無題
いつも感想コメントをありがとうございます。
眼鏡な描写は入れてたかちょっと覚えがないのですが、冷たい笑いの似合う鬼畜紳士なのは間違いないです(笑)
堅い感じのお嬢様ですか……なるほど。面白そうなのでちょっと頭の片隅に残しておいて、いつか書く時の参考にさせてもらうかもです。
眼鏡な描写は入れてたかちょっと覚えがないのですが、冷たい笑いの似合う鬼畜紳士なのは間違いないです(笑)
堅い感じのお嬢様ですか……なるほど。面白そうなのでちょっと頭の片隅に残しておいて、いつか書く時の参考にさせてもらうかもです。
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自己紹介:
年齢:30代前半
在住地:近畿地方
執筆歴:15年ほど
執筆ツール:WinXPノートパソコン
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