ネタ……きた……

現在は２児の母な友人が最近更新した作品を読んだらしく感想のメールがきました。
彼女的には抱きしめて５題の「前からぎゅって」が激しくツボだったみたいです。バレンタイン小説として以前書いた「いつものこと」と上位をせめぎあっているみたいです。うーん、よく私の小説への感想を聞くのですが彼女の好みはいまだによくわからない……。
そして、「次はこんなお題なんだ」というようなことを書いてメールをしたら……「久しぶりに上司と部下で後ろから抱きしめてみませんか？」とだけ書かれたメールがきました(笑)
なんでだか「上司と部下で書いて」と言われるよりも「書いてあげようかな」という気になるのはメールの文面が押し付けがましくないからでしょうか……。
うますぎるリクエスト文面だ、友人め。
たぶん私がメールで「どのカップルにしようか考え中」と書いたからだと思うのですが、せっかくのリクエストなのでちょっと前向きに考えてみようと思います。でも上司と部下で後ろから包み込む状況ってどんなんだ？(悩)

……あ、友人の間柄だからこういうことをするのであって、当サイトは基本的にリクエストは受け付けておりませんので。

哀れ友人へ向けてのSS

ネット友人がブログに
「針でしこたま指を突き刺したらば、横からイケメンが『ほら、かしてみろ（指をペロリ）』ってやってくれるんじゃないの？　何故、私は一人孤独にティッシュで血が出た指を拭っているのだ。」(←勝手に抜粋すみません。不都合なら言ってください)
と書いていたのがあまりにかわいそうなので(笑)、それを眼鏡男子でセリフのみSS化してあげました。友人に捧げたものですが皆様にもおすそわけ。ドキドキしていただければ嬉しいです。

SSを読んでみようと思った方「SSを～」をクリック。

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　◆眼鏡男子◆

「あっ……い、た」
「何してんの？」
「縫い物してたんだけど」
「指に針でも刺したわけ？」
「うん……」
「あんたのやりそうなことだね」
「えーと……ティッシュ、ティッシュ」
「どの指？」
「あ、大丈夫。ちょっと刺さっただけだから」
「見せて」
「血、出てるけど」
「確かに血が出てるね」
「だから、ティッシュ取ろうと思って」
「いらないよ」
「えっ、どうして？」
「こうすればいい」
「あっ！……や、やだ、舌が」
「なに？」
「離して……。そんなことされたら」
「……感じてんの？」
「わからない」
「これ、一応、誘惑だから」
「な、舐めてるだけ、なのに？」
「変な気分になってこない？」
「わ、わからない」
「俺に抱きしめてほしく、ならない？」
「……わからない」
「本当に？」
「……ちょっとだけ」
「やめとくよ」
「えっ……？」
「人、来たら困るし」
「あ、そっか」
「残念？」
「……ちょっとだけ」

　◇終◇


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読んでくださってありがとうございました。
よかったらコメント欄などから感想を聞かせてください。

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お返事……5/18～5/19到着分

5/19 22:14＞短編「卒業アルバム」に感想をくださった方
5/18 22:41＞お題小説トップより感想をくださった方

返事は「つづき」をクリックしてください。

5/19 22:14＞短編「卒業アルバム」に感想をくださった方
メッセージありがとうございます。
私は実は先生に恋をしたことがないので小説については妄想100%なのですが、リアルに先生に恋をされている方に共感していただけるものになっていて嬉しいです。この作品を読んで「卒業式にがんばります」と言ってくださる方が結構います。作品を通して応援させていただきますので頑張ってくださいね。
これからも、主人公にどんどん入り込んでやってください。私が喜びます(笑)
5/18 22:41＞お題小説トップより感想をくださった方
早速のメッセージありがとうございます。
やっぱり旅行となったら期待してもいいでしょう(笑)　というか、そんな彼女だからこそ彼と付き合っていけるんだろうな、と思ってます。我慢しちゃう子だったら彼とはとても続かなさそう……。
ああ、そしてよくぞ読み取ってくださいました。「ちょっと」我慢ができなかっただけなのです、彼。あくまで「ちょっと」(笑)　あれが暴走したらまさに「鬼畜紳士」になってしまいそうです。
書くきっかけをくれた友人にも良かったと言ってもらえて、読まれた方にも「幸せ」と言ってもらえて、こちらこそ本当に幸せと励みをいただきました。これからもこのように衝動おもむくままに書いていきますがよろしくお願いします。

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[鬼畜紳士に捧げるお題]に[番外編：旅の夜]更新

まさか、このお題の番外編をまた書くことになるとは思いませんでした。
きっかけは最近このお題小説を読んだ友人の「番外編書いて」でした。ネタがない、と言うとたくさんネタをメールしてくれて、その中から「初めての旅行」を選んだのです。
久しぶりなので二人の雰囲気を思い出してからじゃないと書けない、と思っていたのですが、ネタを聞いただけで二人の旅行風景がどんどんと浮かんできたのです。最後の番外編以来書いてはいないけど私の中で二人は生きていたのだな、と実感しました。
やっぱり、「初めての二人での旅行」といいますと「夜」ですよね(短絡思考：笑)
読んだ方はどう思われるかわかりませんが、私としては自分の中にある「彼らしさ」を出せたと満足してます。
本当は朝風呂だとかのシーンも入れようと思っていたのですが……えっと……めんどくさくなりまして……ね。夜は普通に大浴場を利用してます。貸切露天風呂に彼女の興味はおおいに湧いたのですが彼は断りました。すっぱりと。裸のお付き合いはまだなのです。ちなみに彼女は丹念に体を洗いました。期待ふくらむ夜のために。……そんな裏設定。
作者的には、彼が彼女の両親を説得するシーンが見てみたくなってます。でも、書くのはめんどくさいのでご想像にお任せします。彼を疑う母と、平然と対峙する彼。面白そうだ。

書く、と予告してから早い作品完成で私も驚いていますが、皆様をお待たせせずに済んでよかったと安心もしてます。久しぶりなので皆様の中の二人を崩してしまっていないことを祈りつつ……今回もまた楽しんでいただければ幸いです。

今さら

皆さんは当サイトに「鬼畜紳士に捧げるお題」という全10話の小説があるのをご存知でしょうか？
それを最近とある友人に見せたら、本日ものすごいファンコールをいただきまして……メールをやりとりした果てに番外編を書くことになりました。なぜか。
ネタがない、と言ったらその友人が色々とネタを出してきやがりまして。その中の「初めての旅行」ネタをいただくことにしました。それ以外にも「彼の前の彼女が～」とか「彼女が一時的に他の男性に心を奪われ～」とか「受験勉強と仕事ですれ違い～」とか色々とメールに書かれてました(笑)
いや、そこまで妄想してもらえるのは作者冥利に尽きるんですけどね。それを他の友達に言ったら「私もあれは好きやから番外編が読めるのは嬉しい」と言いやがるのです。
二人の友達にそこまで言われたら、ね。友達としては、いや、作者としても、ね。書きたくなってしまうではないですか！(・_・)
入浴中にある程度の構想も考えましたんでぼちぼちと書き進めようと思います。というわけであのお題小説が好きな方には朗報でした(笑)