チラリ

バレンタイン小説以降、全然小説を更新してなくてすみません。二次創作やゲームにうつつをぬかしております。
が！ホワイトデーはきちんと書き進めておりますのでご安心を。
今日はあまりの申し訳なさにいたたまれなくなったので、ホワイトデー編の最初の部分を少しだけお見せしようと参上いたしました。
見たくない方が見なくて済むようにしていますので、見てみたい方は「少しだけ読んでみる」をクリックしてください。

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名無し～ホワイトデー編ちょこっとver.～

　体操服に着替え、体育館へと急いでいた休み時間、校内に流れた呼び出し放送に思わず足が止まってしまった。
　その内容は、放課後に実験室に来い、という普通のもの。ただ実験室に来いというだけではない。実験室にいる先生のところへ来いというのだ。
　一緒にいた友達ももちろん聞いてくる。
「なぜに科学？　一年の時に終わったじゃん。放課後って時間帯もやばくない？」
「変なことされそうになったらさ、携帯で電話しなよ？」
　得体の知れない先生のイメージはあまり良いとは言えないらしい。ある程度は覚悟していたけど、ここまでひどく言われるとは思わなかった。
「だ、大丈夫。一応、身に覚えはあるから、呼び出したのもそれだと思うし」
　友達に返して、私は再び走り出す。
　あの日から、一度も先生のところへは行かないまま、今日のホワイトデーを迎えた。そして先生からの呼び出し。
　私は期待してもいいのだろうか――。

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続きはバレンタイン後に更新される（予定）の本編でお楽しみください。