お題「番外：はじまり」更新

あー、なんでしょー。急に書きたくなって、書いたら書けた(笑)　冗談抜きでそんな感じです。今（数分前に書き上げたばかり）の心境は。
更新履歴見て「お題小説！？」と驚かれた方もいるのではないでしょうか。私も驚いてます。
そして、「あーあ……」と思うことが一つ。最近、小説をほとんど書いてなかったせいか、なんとなく勘が戻ってない気がします。三人称をちらほらと書いてはいたのですが、一人称が久しぶりすぎて文章がちと堅いかもしれない。
でも、楽しかったのです。もう、楽しかったからそれでいいです(投げやり笑)
では、いつものように作品の裏話。余談をつづきにダラダラ書きます。

後半は例の彼の上司のお姉さん視点なの、わかりますでしょうか？　わかりにくいかもしれない、とは思ったのですが、結構インパクトがあったと周りの友人に言われていたので、読者の皆さんも覚えておられるかなぁ、と思ったのです。
というか、最初はカフェ場面は彼一人の予定でした。すけっちさんの絵から話を思いついた時からずっと彼は一人の予定でした。が、書き始めて気付いたらお姉さんが一緒にいた(笑)
そして、前半。友達と好みの男性の話をして、主人公はカフェにいる彼を見つける、というところまではずっと温めていたネタでした。それ以外は全く考えてなかったので、自然と指の動くままに任せてたらあんな風になりました。
前半と後半で視点を分ける、というのも最初から考えてました。

（あ、このままでは、裏話が終わりそうだ……）

とにかく、今回は本当にけっこう何も考えず書いてました。勘が戻ってないのでとまどいつつではありましたが、完全なる衝動書きです。
そして、主人公と彼を思い出すべく、久しぶりにお題小説を読みました。結果。ものすごいおもしろくて没頭しました、作者なのに(笑)　初めてお題小説を読むかのように、主人公に共感しつつ展開を楽しみにする私がいました。……作者なのに(笑)
おかげで、楽しく書けた番外編です。久しぶりに会えて嬉しいような気持ちでキーを打ってました。読まれた方はうっすら気付かれたかもしれませんが、後半のほうが実は楽しんで書いてます。姉さんと彼のかけあいがあんなにおもしろいとは。
でも、少しだけ、久しぶりなので彼や主人公のキャラが変わってしまってるかもしれない、という不安があります。
いや、まあ、楽しかったからいいや、とは思ってるんですけど(汗)
しかし……久しぶりに書いたら、なんか別れがたいですね。また書きたい、とか思ってしまいます。10話も書いたら愛着湧くってことですね。でも、たぶん、もう終わり。あ、「たぶん」とか言ってる(笑)
とにかく！　毎回のごとく、今回のも愛着ありますし、楽しんで書いたので、読んで楽しんでいただければ嬉しいです。私にとっては、読者の方に楽しんでいただけて、ときめいていただけてナンボ、ですから。

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短編「実験」更新

前回の日記で予告？していた短編を書き上げました。
結局、教師と生徒。あの日記を書いてから、話を考えていくと楽しそうだったので書き始めてみると、やっぱり楽しかったです。
先生が嫌いな主人公になるはずでしたが、結局は普通になってしまいました。
中盤あたりでふと思ったこと。今回の先生、鬼畜紳士の彼よりも鬼畜度が期待できそうな性格をしている気がするのですが……いかがでしょう？
眼鏡で敬語で結構整った顔立ち。女性の萌えをくすぐる要素も取り入れてみました。というか、私の萌えかもしれません、これ(笑)
顔の造作は全然違うのですが、私の高校時代にこういう先生いたんです、国語の担当で。その先生を思い出したのは書き終えてから。だから、モデルにしたわけじゃないです。さすがに、あの先生をモデルにした恋愛なんか……書きたくない、です(苦笑)
続きに作品についてのあれこれを書き連ねようと思います。

上に書いてるように、私の高校時代の先生がモデルではありませんが、執筆中ずっと見ていたイラストがあります。
とあるBLゲームの登場人物のイラストです。私はBL好きではありませんが、イラストに惹かれてゲームの公式サイトをたまに覗いたりはするんです。ちなみに、とあるゲームはプレイしたことないです。イラストとイラストの横に書かれた一つのセリフから勝手に想像したんです。
そのキャラは生物教師で、口調も丁寧語。ゲーム内ではなにやら鍵を握る人物らしいです。にやりと怪しげに笑いながら眼鏡に指をかけているイラストでした。
……と、イラストの話ばっかりしててもしょうがないですね。
今回、題名が「実験」ときて教師と生徒なので、ちょっとエッチな方向を想像された方は……あ、いないですかね？　題名を思いついた時に「うわ、エロい展開にできそう」と思ってしまったのは私だけですかね？(笑)
ネタバレにならない程度に、とあるシーンでの先生の心情を解説させていただきます。
会議室でのあの不祥事～のセリフは、先生が自分に言い聞かせたものです。「それと一緒ではないか」と暴走しそうになる己を抑えようとしてます。
半分どうでもいいことを解説してみましたが、毎回、作者の思惑以上のことを読み取ってくださる読者様なら、これくらいのことを想像するのは簡単ですよね。というか、いちいち言わなくていい、ですね(^_^；
友人からリクエストされた梅雨ネタのつもりなのですが、作中では連日雨が降ってるわけでもないっぽいので、単純に雨の日ってことでもいいような気がします。でも、梅雨ネタなんですよ、一応。
今回の先生は、いつもより外見の描写が多めかもしれません。多いといっても私の書くものなので、読者様の想像を多少お助けする程度です。毎度のことながら、主人公と先生の外見は読者様なりのイメージで頭に描いてお楽しみください。

……今、ふと思ったのですが、先生、菓子折り持ってたんですよね。
と思い出したところで妄想が膨らんだのでちょっと、書いてみます(笑)

「この菓子は君が選んだものですか？」
「お母さんが勝手に……」
「……ああ、お母様が、ですか」
「でも、ここの焼き菓子は私も好きなんです」
「特に、どれが？」
「オレンジのパウンドケーキかな」
「もし入っていれば、君を思い浮かべながら食べることにしましょう」
「普通に食べたほうがいいですよ？」
「私なりのおいしく食べられる方法なのです。君も試してみませんか？」

あ、オチなしになりましたね(汗)
まあ、そんなこんなで、ぼやきを聞いてくださってありがとうございました。
作品を楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。「きゃー」とか存分に思ってください。相手の彼に惚れていただけるのが、私にとっては一番の励みです。

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鬼畜紳士に捧げるお題、完結！

ようやく完結です、鬼畜紳士お題。
本当は土日あたりに更新する予定でしたが、時間もできたし、早く完結させてしまいたいので今日更新しました。ふんぱつして2作！
番外編を書くかは非常にびみょーなところですが、とりあえずは完結です。二人の物語は終わりです。
今後、鬼畜紳士のお題を使うことがあっても、今回の二人で書くことはもうないと思います。
というより、鬼畜紳士のお題を使ったわりには鬼畜にならんかったなぁ、と我ながら苦笑い。鬼畜紳士お題始めた頃にとある読者さんから「鬼畜紳士のお題を使った小説は大人向けが多いんですよ」と教えてもらったことがあります。そこをずっと純情路線で書いてしまった私(笑)
まあ、鬼畜だったかどうかはともかく、書きたい二人を書けたと思います。歳の差ものでこんなに長く書いたのも初めてです。いろいろと自分の執筆スタイルが見えた気がします。勉強になりました。
次回の更新予定。小説は完結しましたが、連載中に日下部さん、すけっちさん、ミチさんのお三方から鬼畜紳士イメージイラストをいただきましたので、それらを一気に更新したいと思います。お世辞抜きにして、それぞれやばいくらい素晴らしいのでお楽しみに。
では、続きに裏話を……。

「９．裏切り者」
どこが裏切り者って感じなのですが、よくよく読んでみると、ちゃんと「裏切り」なんですよ。
時間を置くって言ったのに守れなかった。実はこっそり電話してた（しようとしてた）というところ。この辺が裏切り。……ってもうほとんどこじつけに近いんですけどね(笑)
ここまで終盤に入ると、もはやお題にそって書くことができなくなるんですよね。だから、９と１０はほとんどこじつけ……。
で、１０に続くとしたのは単純に「長くなりそうだったから」です。さらに「９をこのまま書いていけば終わってしまいそうだったから」です。９を書いて一息ついた時の心境を言いますと「あれ？このままいけば終わりそう？やばい、それはやばい！……そうだ！切って１０に続けてしまえ！」でした(笑)
それだけの理由で９と１０は分かれたのです。
９の展開は８を書いていた時点で決めてました。時間をおくと言ってもどうせこの二人は守れないだろうな、と。時間をかけてようやく両思いを確かめ合った二人が、そう簡単には離れられないだろう、と。
あと、なんとなーく突っ込まれそうな気もするのですが、お姉さんがものすごく前に出てきてますね。あの人なりに恋愛がありそうなほどに……（書くのか？書きたいのか？(笑)
鬼畜紳士の彼とお姉さんの裏話を書いてみたい気もします。会社での彼はどんな風なのか？みたいなのを。……たぶん書かないとは思いますが、一応、私の中で妄想はしてます。こんな風ってのを。
本当はですね……分けて更新しようと思ったのです、９と１０を。でも、９の終わり方が「むちゃ続き気になるやんけ！」ってな感じなので「こりゃ１０も一緒に更新したほうが身の安全が確保される」ような気がしたのです(笑)

「10.愛に殉じる」
ついに彼との対面。前半はお互いのドキドキ、緊張感が出てればいいな、と思います。私自身もちょっと緊張して書いてました。彼女の気持ちになれば緊張せずにはいられない。
あと、一応、お題を意識してはいたのですが、一体どういう風に書けば「愛に殉じる」になるのか全然わからなかったんですよね。私としてはとりあえず「愛に流される」として書きました。互いの我慢の歯止めを少しだけ外してみることで「愛に殉じる」としたのですがいかがでしょうか？
だから、後半はもうベタベタ。
両思いまでにあれこれ時間かかったあげく、両思いになってもまた離れてしまった。そして、ようやくくっついた。……そりゃ、もうくっつきまくりたいでしょう、という結論に至ってみました。
車内で手を繋ぐ、というのは、いつかいただいた感想で「冷たいけど熱い彼」というのがありまして、私もなんとなくそう思ってたんですよね。で、冷たい分、熱い時はむちゃくちゃ熱そうだ、ということで。いざとなるとベタベタなのは彼女じゃなくて実は彼じゃないか、とも思ってます。
そして、ついに、という例のシーン（なぜか伏せたい(笑)なのですが、ドキドキ感は出てるでしょうか？　彼女の「ついにきた！」という気持ちに共感していただければ幸い、私の目論みは成功。
そうそう、お題として書いて、10個目の末の完結を迎えたわりには、終わり方がふだんの短編みたいにあっさりしてるな、と書き終わってから思いました。まあ、意外とこんなもんかもしれませんね～。

次は色男のお題ってやつをぼちぼち進めていこうかと思います。なんか、無責任に置いた気もしますが……。色男なんてどういう風に書けばいいんだか……。
とりあえず、色男描写の勉強になるかもしれない、ということで(笑)

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お題「8.初めて本音を言ったのに」更新

ようやく、ようやく、更新することができました。書き上げたのは結構前だったりするのです。書いてた時の気持ちとか忘れる程度には時間経ってます……。
と書きながらファイルを見たら、なんと今作は去年の7月末に書いておりました。10ヶ月近く放置していたことに……そりゃ書いた時のことも忘れるはずですね(汗)
今回のは悲しいラストになってしまってると思うのですが、先に見せた日下部さんや友人たちは「読後はそんなに悲しいとは思わなかった。むしろ意外と幸せに終わってる気もする」と言っていたので、実はそんなに悲しくはないのかも……でも、悲しいかもしれません(どっちや。笑)
ほら、お題がなんだか寂しい展開を思わせませんか？(汗)
お題を見て、最初に浮かんできた話が今作なので、私としてはお題にそって書きたいものを書けたと思ってます。
お題の９つめと１０こめは続きものになってるので、2作同時に更新しようかと思ってます。
……という言葉からもわかるように、最終話も昨晩無事に完成しました。近々、鬼畜紳士お題は完結します。二人が書けなくなって寂しいというよりも、今は肩の荷が下りた感じでホッとしてます。
お題小説、「続きを待ってます、楽しみにしています」というようなお言葉を今までに多数いただきました。ようやくそれにも、楽しみにしていてください、とお応えできます♪
今回は裏話というほどの裏話を覚えていないので……無しです(^_^；
次回は鬼畜紳士の最終話までの更新を予定してます。

短編「本音」更新

書けました。更新しました。
前回の日記では「来週更新」と言っていたのですが、元々ラスト付近まで書けていたせいか、書き直しも少なく済み、書いていなかったラストを追加するだけで終わりました。それでも、彼のイメージをたぐり寄せながらだったので時間はかかりましたが。
私の中での彼のイメージをきちんと書けたと思っています。今までのボディーガードとはちょっと違う雰囲気になっているので、無口で忠実で……などを想像されてる方はご注意ください。
もし、気持ちと時間に余裕があれば、二組のカップルのその後、というようなおまけ程度の短いのを書ければ、と思ってます。いや、書きたいかも、です。意外と私の中で愛着があるみたいです。ほら、今回の彼女も「見せびらかしたい」と言っていたので(笑)
では、いつものように続きに裏話を。

「命令」のイトコを主人公に、というのは「命令」を書き終わった時点でも全く考えていませんでした。続きを書くという気もありませんでしたし。
でも、読み返してみると、このイトコのお姉さんがけっこう強烈なキャラを放っていることに気づきました(笑)　「そんなお姉さんの恋愛はどんなのだろう？」と思ったのがきっかけ。
「命令」を読んでくださった人にも、それなりの印象を与えていたようです。「気になっていた」と言ってくださった人がちらほら。完全なる脇役で、作者の都合のために生まれた女性だというのに……。
そんなわけで、相手の男性像を探し、話を考えていきますと……これがもうおもしろいくらいに動く動く。お嬢様口調でどんどんと暴走していってくれるのです。
気づいたら、門番の男性に恋する女性になってました。
で、お嬢様がこんな調子なので、相手の人もただただ「はい」と言う男性ではおもしろくない、とまず最初に思いました。たぶん、主人公のお嬢様もおもしろくないはず。この時点で「命令」のような彼は却下。
そして、私がまず一番最初に浮かんだ彼のセリフ。叔父様に「送ってやってほしい」と頼まれて、「はぁ……俺が、ですか？」と答える彼。ちょっと嫌そうな感じで。では、なぜ彼は嫌そうなのか、で思いついたのが「お嬢様が嫌いだから」でした。
でも、あのお嬢様なら､彼のこういうとこも乗り越えてくれるはず。というか、こういう彼とのやりとりが書きたい、と私が思ってしまったんですよね。
主人公の性格やイメージは、私の中で完全に確立してました。その時に「命令の主人公はなかなか本音を言えないタイプだったけど、このお嬢様は絶対に本音で物を言うタイプだ」と思い、そこから「本音」というタイトルができました。
私としては、「命令」といい感じで対照的になるかな、と思って満足してたりするのですが、読者様的にはいかがでしょうか？(汗)

……裏話というよりは作品が出来上がるまでの経緯になってしまいました(^_^；)
ここからは作者だけが勝手に考えている裏設定ですが、２作の主人公たちの関係はイトコです。命令の主人公が年下で、本音の主人公が年上。
では、ボディーガードたちの関係はというと、命令の彼が先輩で、本音の彼が後輩です。だから、「本音」の最後で彼は「あの人」と言ってます。あれは「命令」の彼を指してます。わかりにくいかもしれませんが。ボディーガードたちは同期にしようかと思ったんですが、どう見ても今作の彼のほうが年下っぽかったので……。
まあ、そんな裏設定を活かすために、二組のその後を書こうかと考えてたりするわけです。今のところ話も何も考えてないので、気力と時間が向けば、になります。なので、期待はなさらないでください(汗)
叔父様もいいキャラ出してたなぁ、とか今さらながら思ってたり。でも、言い出したらキリがないので叔父様のことは忘れてください(笑)

それでは、今回はいつも以上に楽しんで書いたので、皆さんにも楽しんでいただける作品になっていれば嬉しいです。感想もこっそりお待ちしてます。

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