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関係:盲目ボスと側近女性
場所:ボス寝室
内容:女を手配せずボスの寝室で彼を待つ私。服を脱いだ私の頭にボスが銃をつきつけてきた。
前回のSSを書いた後に思いついたネタです。
ただ、後半は書きながら考えました。人によっては「ここからが気になるんだって!」という終わり方になってると思います(笑) いや、でもそこからを書いてしまうとここに掲載できなくなってしまうものですから……。苦手というのもありますが。
ボスのテクの云々は皆様のご想像にお任せします(下品:笑)
読んでみようと思った方は「SSを~」をクリック
場所:ボス寝室
内容:女を手配せずボスの寝室で彼を待つ私。服を脱いだ私の頭にボスが銃をつきつけてきた。
前回のSSを書いた後に思いついたネタです。
ただ、後半は書きながら考えました。人によっては「ここからが気になるんだって!」という終わり方になってると思います(笑) いや、でもそこからを書いてしまうとここに掲載できなくなってしまうものですから……。苦手というのもありますが。
ボスのテクの云々は皆様のご想像にお任せします(下品:笑)
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++ 痕 ++
私の待つ部屋にボスが入ってくる。正確に言えばここはボスの寝室だ。
ドアを開けた彼は手を前にかざしまっすぐ歩く。小さな机に足があたると、うろたえることなくベッドへ向かってきた。
私の腕にボスの指先が触れる。
「服を脱いで下着になれ」
ジャケットを脱いでシャツのボタンを外す。脱いだ服を置いて、体を起こした私の頭に何か固いものがつきつけられた。
「女の手配を頼んだはずだが?」
「……なぜ私だと」
「銃に慣れた女などそうはいない。あとは香り……」
私は香水などは一切つけていない。商売女のように香水でもつけていたほうがよかったのだろうか。
銃をおさめたボスは手を伸ばして私の肩へ触れ、指先をすべらせて鎖骨をたどる。
「私が気づかなければ抱かれるつもりだったか?」
「はい」
肌をすべる指は胸の谷間をなぞる。
「なぜ、ここまでするのか理解に苦しむ」
谷間でずっと止まっている指をそっと握り締めた。
「他の女性を抱いてほしくなかったから……です」
ボスの指が私の指をきつく絡めとる。その力は痛いくらいに強い。そのまま少し引っ張られただけで、バランスを崩した私は反射的にボスの体に倒れこんだ。
離れようとした体をボスに抱きとめられる。
「女の体をしているな」
「私は女です」
「銃で震えない女がこの程度のことで震えるのか……」
「申し訳ありません」
私は動かずに、ただボスの腕の中に入っていた。彼の背中に回していいものか、やり場のない腕はだらりと下げられている。
ボスも無言でじっと私を抱きしめている。
「知っているか?」
耳の近くから聴こえるボスの声が心地よかったせいか、返事を忘れていた。だが、ボスは私にかまわず話を続ける。
「お前には私の匂いがついているのだ」
「そう、だったのですか」
「印もいるな」
「えっ……?」
ボスが私の首筋へと顔をうずめる。サングラスの冷たいふちが肌に触れ、かすかな音をたてた。
やがて、疼痛を残してボスの顔が――唇が離れる。
鏡を見なくても何が残っているのかは想像がつく。
「誤解を……受けてしまいます」
「誤解?」
「隠せる場所ではないので」
「なるほど。では、事実にすればいい」
背中にあるボスの指が下着のホックを外すのを感じながら、私は腕を愛しい彼の体へとからませた。
◇終◇
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読んでくださってありがとうございました。よかったらコメント欄などから感想をお声をきかせてください。
++ 痕 ++
私の待つ部屋にボスが入ってくる。正確に言えばここはボスの寝室だ。
ドアを開けた彼は手を前にかざしまっすぐ歩く。小さな机に足があたると、うろたえることなくベッドへ向かってきた。
私の腕にボスの指先が触れる。
「服を脱いで下着になれ」
ジャケットを脱いでシャツのボタンを外す。脱いだ服を置いて、体を起こした私の頭に何か固いものがつきつけられた。
「女の手配を頼んだはずだが?」
「……なぜ私だと」
「銃に慣れた女などそうはいない。あとは香り……」
私は香水などは一切つけていない。商売女のように香水でもつけていたほうがよかったのだろうか。
銃をおさめたボスは手を伸ばして私の肩へ触れ、指先をすべらせて鎖骨をたどる。
「私が気づかなければ抱かれるつもりだったか?」
「はい」
肌をすべる指は胸の谷間をなぞる。
「なぜ、ここまでするのか理解に苦しむ」
谷間でずっと止まっている指をそっと握り締めた。
「他の女性を抱いてほしくなかったから……です」
ボスの指が私の指をきつく絡めとる。その力は痛いくらいに強い。そのまま少し引っ張られただけで、バランスを崩した私は反射的にボスの体に倒れこんだ。
離れようとした体をボスに抱きとめられる。
「女の体をしているな」
「私は女です」
「銃で震えない女がこの程度のことで震えるのか……」
「申し訳ありません」
私は動かずに、ただボスの腕の中に入っていた。彼の背中に回していいものか、やり場のない腕はだらりと下げられている。
ボスも無言でじっと私を抱きしめている。
「知っているか?」
耳の近くから聴こえるボスの声が心地よかったせいか、返事を忘れていた。だが、ボスは私にかまわず話を続ける。
「お前には私の匂いがついているのだ」
「そう、だったのですか」
「印もいるな」
「えっ……?」
ボスが私の首筋へと顔をうずめる。サングラスの冷たいふちが肌に触れ、かすかな音をたてた。
やがて、疼痛を残してボスの顔が――唇が離れる。
鏡を見なくても何が残っているのかは想像がつく。
「誤解を……受けてしまいます」
「誤解?」
「隠せる場所ではないので」
「なるほど。では、事実にすればいい」
背中にあるボスの指が下着のホックを外すのを感じながら、私は腕を愛しい彼の体へとからませた。
◇終◇
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プロフィール
HN:
水月
性別:
女性
自己紹介:
年齢:30代前半
在住地:近畿地方
執筆歴:15年ほど
執筆ツール:WinXPノートパソコン
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